井出組信栄会年末研修会
今年も恒例の井出組信栄会の年末研修忘年会が実施されました。
信栄会は、井出組と取り引きのある業者で構成する協力会で、毎年年末のこの時期に研修会及び忘年会を実施しています。
今回の研修会は、東京工科大学客員教授で科学ジャーナリストの餌取 章夫(えとり あきお) 先生に講師をお願いし、「富士山は日本(世界)一の山」というテーマで講演いただきました。
今年は、何と言っても、富士山が世界文化遺産に登録され、盛り上がった年です。
私たち富士市民にとっては、身近にありすぎて気に留めない富士山ですが、せっかく世界文化遺産に登録されたのだから、もう少し関心を寄せてみようということで、研修会のテーマを富士山にすることにしました。
餌取先生からは、富士山にまつわる文化的側面だけでなく科学的側面について、科学ジャーナリストとしての視点で興味深い話をしていただきました。
戦時に未完に終わった「富嶽」というB29を凌ぐ大きな爆撃機があったこと、南極観測船の「ふじ」に関連させた南極の話では平らなイメージの南極には富士山よりも高い4000mを超える山があること、人類がこれまでに使用した石油総量が富士山2杯分にしかならないことなどなど、富士山にからめたエピソードをたくさん伺うことができました。
研修会終了後の忘年会では、会員相互の1年間の労をねぎらいながら、親睦を深める有意義な楽しい時間を過ごすことができました。
