井出組信栄会 年末研修忘年会
恒例の井出組信栄会の年末研修忘年会が実施されました。
信栄会は、井出組と取引のある業者の皆さんで構成する協力会で、毎年年末のこの時期に研修会及び忘年会を実施しています。
今回の研修会では、日本コンサルタントグループ 建設産業研究所の菅原 政郎 様に講師をお願いし、「若手社員をひきつける、建設現場の働き方改革」というテーマでご講演いただきました。
今、国が推し進める働き方改革で、建設業においても残業上限の法律規制、有休5日取得の義務化、週休2日の実施等、避けて取れない課題が目白押しとなっています。
しかしながら、中小建設会社にとっては、現実とのギャップが大きく、実現に向けて、どんな取り組みをしていけばいいのか頭を悩ましている企業がほとんどです。
その悩み解決のヒントになればということで今回のテーマとなりました。
菅原様からは、働き方改革では、若手社員が定着し育つためのしくみづくりを念頭において、業務の進め方や現場運営の方法に目を向け、「1日の業務を計画立てて、優先すべき業務を明確にしてすすめる」こと、そのための細かな時間管理の手法を様々取り入れていくにしても、「今の実力でも1時間で終わる作業を40分でやることを目標にするのではなく、1時間を超えてしまっている作業をきちんと1時間で終える運営を実行していく」ことが大切であるというアドバイスをいただきました。
研修会終了後の忘年会では、会員相互の1年間の労をねぎらいながら、親睦を深める有意義な楽しい時間を過ごすことができました。

